2024年12月17日火曜日

この世は矛盾でつくられている


 矛盾語法の使い手、オスカー・シェル氏曰く。
 矛盾語法とは矛盾する2語を使う表現。
 無を考えろ、今は昔など。
 それらの矛盾語、その全てがあるのがこの世界。
 この世は矛盾でつくられた欺瞞。





テツガクちゃん
 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。
 その第6区を見つけた。
 勇敢で聡明なオスカー・シェル氏曰く。

 矛盾語法とは矛盾する2語を使う表現。
 無を考えろ、今は昔など。

 そういう矛盾語法。
 それらがこの世には溢れています。


肯定
 マジで笑える、耳に痛い静けさ。
 オリジナル・コピー、ない物を発見。
 学生教師、液体ガス、明らかな混沌、生ける屍。
 ほとんど正確、本物の偽造、偶然の故意、小さな巨人……里中さん。

 全部、本当にある。
 オスカーさんがトーマスさんと楽しんだ。
 矛盾語合戦の全てが本当に。

 美女と野獣。
 プラスとマイナス。
 悪霊を狩る悪霊ハンターの悪霊。

 それが目の前に現れた時。
 拒絶反応が出る、割り切れないから――。
 違う、事実を思い出したから。


テツガクちゃん
 この世界は誰かの欺瞞でつくられた。
 そういう欺瞞のファンタージェン。

 自分の夢が。
 いつのまにか、誰かの夢にすり替わる。
 それに気づかぬまま。

 目の前の今が。
 自分の夢だと信じていた。
 でも、今は誰かの昔で、自分の夢は今――。

 矛盾のようで、実は矛盾していない。
 存在と同時に存在しない。


肯定
 懐かしい言葉。
 初めて使った時。
 顔を真っ赤にされて反論された。

 でも、正しかった。

 ガクちゃんのものは僕のもの。
 僕のものも僕のもの。
 だから、伝わっていた。

 スプーンなんてなかった。
 確かにスプーンがあるように思った。
 でも、なかった。

 違っても同じ、同じだけど違う。
 毎日が奇跡、そういう今では。
 最強の矛も最強の盾も確かにあり。
 同時にどちらもない。

 ただ、どちらを信じたいか。
 人が持つ変数が結果を決める。

 マジで笑えるけど、オリジナルのはずがコピー。
 生ける屍の如く、明らかな混沌を彷徨い。
 ホンモノの偽造を知った。
 それは偶然のようで必然の故意。
 そう全てを感じ取った感覚は、ほとんど正確。

 でも、まだ不正確で不確定。
 今は昔になった夢に竹取の翁はいた。
 昔の夢は今、あの世のワガママ・クイーン、奪還。
 その途中。

 誰かには笑える欺瞞。
 だけど、今の僕には疑いようのない事実。

 誰だって昔を読み過ぎたドン・キホーテ。
 想像がゲンジツで、ゲンジツが虚構。

 目に見えて触れられるから。
 ITが確かだと思っているだけで。
 確かだと思うITらを伝えるものも。
 伝わったITが確かだと信じるITも。
 どちらも目には見えない。

 エネルギーと自分。

 だから、好き放題歪む。
 全てが自分の一部のように。
 スプーンなんてない。

 もし、それができないように思えるのなら。
 まだ欺瞞って虚構の中。
 そう気づけたら、目覚めの今は近い。




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それでは、また次の機会にお会いしましょう。















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砂漠でアマゾンを探している

 多くの人は砂漠でオアシスを探している。  平和ってオアシスを信じて、求めて彷徨う。   隣にアマゾンがあっても、砂漠の中で探す。  今、本当に欲しいもの、ITを忘れかけながら。  砂漠のオアシスなのか、豊かな水源があるアマゾンなのか。