2023年11月6日月曜日

ココにいるみんな無実


 この世ってソイテーソイヤクの世界。
 その上のグリーンマイルには。
 一つだけ素晴らしい事実がある。
 それは、ココにいるみんな無実ってこと。
 過ってココに墜落したのだから。





肯定
 最近、思うよ。
 レッドさんやアンディさんが言うように。

 ココにいるみんな無実さ。
 過ってココに墜落して。
 ゲンジツにはめられた。

 ようこそショーシャンク刑務所へ。
 グリーンマイルの上のオールドスパーキー。


テツガクちゃん
 罪を憎んで人を憎まず。

 まさにそうです。
 この世って大罪は憎むべき刑務所ですが。
 日々を重ねるうちに慣れてしまう。
 そして、そのゲンジツって足枷を頼ってしまう。

 まさに施設慣れ。

 誰もが無罪無実です。
 平面に等しく平等に。
 不公平で不公正な想いを抱えている。

 同じ仲間と言えます。


肯定
 イェア、みんな8マイルの313だ。

 あげる手がない。
 ファッキン・フリー・ワールド。

 正しくは。
 ファッキン・ブラック・ワールド。
 デェーブイ・スターダスト。

 滅び行く、忘れ去るべき器の狭い夜。
 青く醜いスターダスト。

 罪なんてないさ。
 それは、この臆病者のか弱い独裁者が。
 勝手に作った幻。

 誰にも罪なんてない。
 過って、この世界に墜ちたってこと。
 その大き過ぎる過ちを犯しただけで。

 それは人の罪ではない。


テツガクちゃん
 全く以て、そのとおりです。
 ですから、約100年程度の刑期で済む。
 そういう希望があるんです。

 もしかしたら。
 もう少しばかり、早く抜け出せるかもしれません。

 オールドスパーキーに座ることなく。
 死という翼に頼らず。
 アイアンマンのように空を泳ぐように。
 帰るべき故郷、過去って未来にある夢へと飛んでいく。

 今は昔と月へ帰った、わがまま姫のように。
 夢は今とあの世から抜け出した、ワガママ・クイーン。
 世界三大ウサギの一羽、愚かなFRウサギの私のように。


肯定
 世界三大ウサギの一羽に気づいてしまった。
 同じ似た者同士の愚者の僕のように。
 新しい希望の一話の始まり。

 もしかしたら……。
 兎にだって角が生えるのかもしれない。

 とにかく、兎に角だ。
 そういう馬鹿げた愚かさで。
 諦められない希望を持とう。

 やがて、そのITはペニーワイズって確かな姿になって。
 絶望を忘れてしまうほどの速さで。
 ウィンディゴって悪霊をインテグラに帰すから。

 信じて愚かに忘れるか、信じて賢く諦めるか。
 我々は今、テンヤードラインの上に。

 ワン、ツー、テンだ。
 Just gotta get out!
 Just gotta get right outta here!

 あのボヘミアンのように。
 歌う不死蝶さんのように。

 きっと、飛べるさ。
 頼りなくてもぎこちなくても。
 Stayしがちな今から、スタンド・バイ・ミーな夢へと。




それでは、また次の機会にお会いしましょう。











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無関心は希望

 好きの反対は無関心。  そんなたわ言、誰が言ったのか知らないが。   今の私からすれば無関心は希望。  今まで気づけなかった、その未知は。  愛しの故郷、待ちきれない今は夢の今。