殻なんか被ってないのは知っている。
立場を決めて、そっち側にいるのも。
だけど、そのダイヤのキングにも飽きただろう?
デスペラードよ、そろそろいいだろう?
この欺瞞のファンタージェンを一緒に終わらせよう。
肯定
深夜に聴こえてきた。
ラジオからの旋律。
名を忘れていた。
それは『デスペラード』。
聴いて、ITだと気づいた。
いつかのペニーワイズだと。
ハッキリと。
テツガクちゃん
今は昔の未来から伝染してしまった。
そういうやつですね。
魔法のレモンドロップの如く。
欺瞞を忘れられる。
今、この瞬間に。
過去未来、そういう過未の領域。
その全てがあるから。
時々、ITが伝染してしまう。
忘れられない、感情的な何かが。
肯定
全く以て仰る通り。
さすが、僕の愛しの相方。
頼りになるワガママらいおん。
そういう世界三大ウサギの一羽。
気づいているよ。
僕の望み通り。
僕にかけられた呪いを解こうと。
重ねる力、重力を外しているのは。
フジツボが剥がれて軽くなっているのは。
どうして、『デスペラード』が。
ペニーワイズなのかも気づいている。
テツガクちゃん
さすが、私のホームズさんです。
そうです、『デスペラード』です。
殻なんか被っていませんし。
立場を決めて、そっち側にいる。
そんなことはわかっています。
もちろん、そのダイヤのキングに飽きていることも。
ころころと誰かが決めたルールが変わって。
ピエロな世界に振り回されて。
うんざりしていることも。
ああ、全てのデスペラードさん。
そろそろ、頃合いではないでしょうか?
諦めようと心の奥に隠した。
そのITって。
凄く魅力的な切り札に思えます。
まさにジョーカーなペニーワイズ。
ですが、人が望むのは。
自分が望まないものばかり。
そういう欺瞞のファンタージェン。
すり替わってしまった、こんな世界など。
扉を開けるように忘れてしまいましょう。
私でよければ、一緒に終わらせますよ?
もちろん、死という欺瞞の翼に頼らず。
堂々と故郷へ凱旋です。
ピエロです。
ただのピエロです。
自分以外、その全て。
ですから、帰れぬ故郷などなく。
歓迎されない人もいない。
消し去れない世界もない。
いいですか?
この最強の呪文を空に向かって唱えるんです。
Beep-beep, motherfucker!
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