人生は管理できない、危険はどこにでもある。
だから、人は危機管理には関心を傾ける。
でも安全は最大の危険。
なぜならば、奇跡を不可能にするから。
仰る通りです、アンジェロさん。
テツガクちゃん
安全は最大の危険。
自分は安全圏にいる。
そう信じて、自分とは違う人に。
一般論って我の抜けたコーラー。
砂糖水を差し出している。
確かに。
恐ろしく怖いほどに危険です。
肯定
安全装置が危険地雷。
人生は管理できない。
危険はどこにでもある。
だから、人は危機管理には関心を傾ける。
そうやって。
自分で手にしたと思っている。
誰かの安全圏で確実に茹で蛙。
だけど、それに気づかず。
地雷原の線路を歩く彼らを。
見下した眼差しでこう評する。
おい、ルーザー、どこへ行く?
もしかして、ゲンジツ逃避か?
彼らは一言も答えない。
安全圏にいる連中にはわからない。
なぜ、人生が帰り道なのかは。
応用、『フート軍曹文法』。
テツガクちゃん
イェア、そのとおりです。
安全圏から何かを言うより。
隣でこう言いたいものです。
全く楽しかったな、と。
そして、こう続きます。
どったのヒーロー?
ああ、そのしかめ面はなんですか?
目の前のITが見えませんか?
確かに、人は危機管理には関心があるようです。
ですが、奇跡管理には素直になれない。
ですから、安全という欺瞞で。
奇跡を信じるのを諦めてしまう。
まさに、人の欺瞞はかくも邪悪なり。
されど――。
肯定
されど、人の自信はかくも神聖なり。
危機管理同様に。
奇跡を管理するように。
ITを信じれば……。
危険がどこにでもあるのなら。
奇跡はいつでも起こる。
安全って欺瞞が破れた時は危険。
だけど、奇跡は危険をすり抜ける。
罪という鎖に繋がれた。
ヘクター・ネグロンさんを。
ニューヨークの檻からナッソーへ連れ出したように。
そんな奇跡を不可能だと。
信じる安全は危険だ。
仰る通りですね、アンジェロさん。
ですから、僕も信じています。
このITが愛しのペニーワイズだって。
何れ、そう遠くないうちに。
この世に誘拐された僕を。
帰るべき故郷へ連れ出す。
そういう最も頼りになるウサギだと。
世界三大ウサギの一羽だと。
難病の特効薬や切れない電球よりも頼りになる。
ワガママらいおんなキモサべだと。
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