山の麓の音楽祭で。
ロックスターがラブ・アンド・ピースって謳うよ。
なんか凄く不思議な世界。
きっと、山に住む迷惑している猿はこう返すだろう。
くたばれ、ファッキン・ブラック・ワールド!
肯定
最近になって思うよ。
この歪なブラック・ワールドは。
山の麓の音楽祭。
そこでロックスターが謳う。
オンリー・ワン・アース!
ナンバー・ワン・アース!
ラブ・アンド・ピース!
もし、僕が山に住む猿なら……。
クソを投げ返して言うよ。
ガン・アンド・ピース!
ウォー・ラブ・ゴッド!
アース・オブ・ピエロ!
いいから、とっとと黙れ!
超・迷惑だよ。
ファッキン・ブラック・ワールド。
テツガクちゃん
変な話ですね。
私も肯定さんも。
ロックンロール?
とにかく、ロックと呼ばれる。
その音楽は大好きです。
ただ不思議な反抗期。
反逆のデスペラード。
動物の領域にまで踏み込んで。
わざわざ人の勝手を叫ぶ。
その行いのどこが。
ラブ・アンド・ピース。
なのでしょうか?
馬と鹿の私からすれば……。
ウォー・アンド・ウォー。
仁義なき戦争です。
ホント、歪な世界ですね。
肯定
もう、うんざりするほどにね。
自分独りだと寂しいからって。
勝手に自分を分離させて。
寂しさをごまかしながら。
我々は一体である!
優劣なんかなく、特別もない!
それを信じる者は悪だ!
我々を分断させようとする悪だ!
だなんてね……。
お前が始めたことじゃないか。
自分を分裂させて分断した。
違いって境界線を教え説いた。
そういう始まりがあるのに。
全ては一体であると……。
そう都合よく信じられるわけはなかろう。
でも、わかった。
もう僕がこの欺瞞を信じられないほどに。
新しいITを信じずにはいられないことは。
どうだっていい。
この山の麓の音楽祭。
そういうブラック・ワールドは。
最初から僕の故郷ではない。
そう気づいて思い出せたから。
帰る時間だ。
テツガクちゃん
帰る時間です。
クソを投げるのも悪くありませんがね。
もっと、いい時間。
その新しいITを信じずにはいられないんです。
誰かには完璧で、自分には歪に思える。
そんな今は確かに思える世界より。
誰かには歪で、自分にだけ完璧である。
そんな夢に思える故郷。
それを選ぶのは基本ではないですか?
くずし応用、『坂本文法』でぇーす!
汝、自身を知れ、アンダーソン君。
自分にだけ素直に正直に。
そのITを勇敢に信じる。
それを認めて許すのは難しいですが。
これもラブ・アンド・ピース。
わざわざ誰かの領域で叫ばなくても。
無関心で夢関心。
無名のシカトキャラのいいところは。
スプーンなどなく、他人なんていない。
そう気づいているから。
どんなことシカトできるってことです。
例え、それが。
青く醜い地球という名のデス・スター。
確かだと信じてきた欺瞞。
そういうオーバールック・ホテルだとしても。
ちゃんと忘れられるってわけです。
いいですか?
希望ってロンギヌスの槍を掴んだら。
願いを込めて、この最強の呪文を唱えて解き放つんです。
Beep-beep, motherfucker!
ロードランナーさんよりも速く。
悪魔を振りきれる自転車よりも速い。
その希望でロードスターになることなく。
こんな欺瞞などインテグラにしてやるんです。
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