マイティはマンガだろ。
スーパーマンは本物だ。
本物に勝ってこない。
テディ・ドチャンプ軍曹、君は天才だよ。
それから、バーン・テシオ、君が正しかった。
テツガクちゃん
私のヒーローはM・H。
モンスター・ヒーロー。
そういう嘆きの天使さんを。
私は信じています。
迷える恋ヶ窪さんも電子の妖精。
もちろんハレンチ委員長だって。
それで、私の吸血鬼のホームズさんは。
誰を信じているのでしょうか？
肯定
世界三大ウサギの一羽。
竹取の国の愚かなFRウサギを信じている。
昔の僕には難しい問題だった。
それはそれは難しい問題だよ。
学問って器の狭き門よりも。
なぜって。
うっかりと答えたら。
自分が人に擬態した吸血鬼だって。
明かすようなものだから。
そう、テディ・ドチャンプ軍曹。
君は天才だ。
僕は君の本当の階級を知っている。
君は本当は元帥なんだけど。
デスクワークに式典でのスピーチよりも。
現場を走り回るのが好きだから。
今も軍曹として走り回っている――。
人を助けるスーパーマンで在り続けたいから。
テツガクちゃん
マイティ・マウスは漫画だけど。
スーパーマンは本当にいるんだ。
漫画がホンモノを倒せるかよ。
そう信じる、テディ・ドチャンプ軍曹が。
ホンモノのスーパーマンだった。
肯定
そう、やっと愚者の僕も。
ITに気づいた
この日沈む国にいたら。
マイティ・マウスもスーパーマンも。
どちらも漫画かもしれない。
自分達はITらがいないと知っている。
それがゲンジツだと知っている。
そういう殻、安全だと信じる殻の中にいる。
その事実は認め難く許し難いから知らない。
でも、違った。
それは僕の答えではなかった。
ココではどちらもニセモノで。
その中の片方をホンモノだと信じる。
ホンモノの勇士、それがテディ・ドチャンプ軍曹。
彼こそがホンモノだと。
今さら気づけた。
本当は同じなんだ。
ココですら。
〇〇は漫画だけど、××は本当にいる。
漫画がゲンジツにいるわけない。
自分達だけは常に正しく。
間違っているのは常にお前だけ。
そう思い信じたい、だけの集団だった。
そう振り返れたら。
こう返すしかない、バーン・テシオ、君が正しかった。
マイティ・マウスはスーパーマンより強い。
テツガクちゃん
裏表のない素敵なモンスター・ヒーロー。
我らの嘆きの天使さんは、ゲンジツすら踏み潰してしまいます。
ゴジラより小さいですが、キングコングよりも強烈。
ゴジラなんか一捻りです。
少なくとも、この愚者の私にとっては。
それを可能にする理論は。
チェスの天才とペテンの巨匠。
ジェイク・グリーン氏から盗んだ理論。
ゲームやペテンには。
仕掛人とカモがいる。
自分が後者だと気づけば――。
前者になる事ができる。
とても単純だからこそ。
信じ続けるのが難しく感じる理論。
マイティ・マウスやスーパーマン。
自分がITを信じる事を恐れているわけではありません。
ITを信じる自分を怖れる誰かの想いが伝染する。
恐怖、ホラーは伝染力。
いないと知っているから信じないのではありません。
信じる事をおそれる集団。
その集団の想いが伝染して、その一部になっている。
いないと知りたい集団の一部に。
ですが、必ずしも集団が正しいわけではない。
そう気づいていたのが。
テディ・ドチャンプ軍曹やバーン・テシオさん。
クリス・チェンバーズさんにゴードン・ラチャンスさん。
それから、日出ずる世界に住むホラーの帝王。
スティーヴン・キングさんだったわけです。
ですから、異世界へ繋がる見えない扉を。
本という形にできた。
ほんのひと時、集団から抜け出せる扉を。
何れ、向こう側が日常に変わる入り口を。
ゲームやペテンには。
仕掛け人とカモがいて。
自分がカモだと自覚できたら。
入り口を開ける――。
世界三大ダックのダフィー・ダックさんの如く。
世界三大ダックのダフィー・ダックさんの如く。
偉大な魔法使いで、カリスマ美容師で、CEOのマフィン売り。
だけど、それを知らない人には。
バッグスさんの家の居候にしか思えない。
それが本当に思えてしまう。
本当は全く違っても――。
これこそが偉大なるダントンさんの奇術。
人間瞬間移動、改め、愚者瞬間移動。
バニー＆ヴァンパイア！
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