『アルマゲドン』がアルマゲドンだと思っていた。
きっと、それが世界最終決戦、この世の終わりだと。
だけど、そんな大げさなものじゃない。
このスターダストを終わらせるのは……。
ITだと気づき、思い出すこと。
そう、ただのクソピエロだ、この世の全てが。
肯定
『アルマゲドン』がアルマゲドンだと。
ずっと、思っていた。
地球って立派な肥溜めを。
もとのスターダストに戻してしまう。
神の裁きの彗星。
それに抗い、爆破しようとする悪魔の足掻き。
神と悪魔の最終決戦。
そういう感じ。
だけど、違ったみたい。
きっと、アルマゲドンは……。
テツガクちゃん
ただのピエロです。
そうです、違います。
そんな大げさなものではありません。
か弱い肥溜めです。
脳なしのスターダストです。
このガリレオが！
ただのものまね鏡。
ホンモノのふりをしたニセモノ。
ちゃちなゲンジツです。
そうです。
干からびた出来そこないの。
脳なしで孤独な概念です。
そう気づき、思い出して。
恐れず怖がらなくなった。
恐怖を信じなくなった、その刻こそ。
3時10分、決断の刻――アルマゲドン。
KO牧場の決斗でOKでぇーす！
肯定
たぶん、それが。
この世界にとってのアルマゲドン。
ピエロだ。
哀れな小心者のスターダストだ。
美しい星だなんて、とんでもない。
その内側は醜い肥溜めだ。
このスターダストは。
ボヘミアンのように飛ぶ人を許さない。
けっして離さない、そう留めようとする。
イカロスの翼を焼き払い。
ゲンジツって肥溜めに突き墜とす。
そういうやり方でしか。
人と向き合えない、人に信じてもらえない。
そう思っている。
器の小さなクソピエロだ。
テツガクちゃん
実に賢く不器用で忌々しいですね。
ですが、そこが愛おしくも感じます。
今のところ100年ほど。
その刑期につき合うのが一般的ですが。
3年でうまいこと抜け出すことくらい。
愚かさを持っている。
そういう人なら楽勝です。
もしかしたら、3秒で済むかもしれません。
イカロスさんに続け愚者！
人の深淵で眠る、白影夢中。
インベタのさらにインのワンダーランド。
あの世の第七区は忘れていません。
旅立った『ミンストレルヒーロー』が。
ちゃんと故郷へ帰ってくることを。
肯定
人生とは帰ることと見つけたり。
帰るさ、迷わず故郷へ。
それがアルマゲドンだとしても。
人にとってはなんの問題もない。
人が信じる今に、ITがのさばるから。
何をのさばらせても。
きっと、罪ではなく罰もない。
この世ってスターダストを忘れて。
諦めかけたITを解き放ったとしても。
できない、違う世界だと言われた。
愛読書を読み始め、再び信じること。
それがアルマゲドン。
きっと、おそらく、たぶん。
人生は悲劇じゃない喜劇だ。
あの愛しのジョーカーに続け！
アーサー・フレック。
我々は君を裁かない。
教え説かれた『That's Life』を忘れて。
そう、これこそが愛しの人生だと。
素直に思える物語を思い出せ。
あなたの故郷、ジワタネホはどんな物語？
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