2023年10月18日水曜日

生きる場所


 生きる、その場所って唯一ではない。
 もっと、もっーと、我がままで無二だ。
 さっきは攻め攻めロック。
 今は滑り続けるユーロビート。
 その先は、ワガママ中間色。
 その全てが、生きる場所。





肯定
 永いことゲンジツって概念にいると。
 それに慣れきってしまう。

 いつの間にか。
 その概念が、生きる唯一の場所だと。
 そんな錯覚に浸かり始める。

 まさに、施設慣れ。

 だけど、ワガママって。
 そんなに狭くない。
 もっと、もーっと、我がままだ。


テツガクちゃん
 ええ、超・ワガママです。

 とり憑いた疑問符。
 その上で想像力を踏み込めば。
 果てしなく伸びていく速度。

 鳴り始めた警告音をシカトして。
 歯止めなく、マシマシに乗った速度のまま。
 ドリフトさせる好奇心。

 抜け出した、その先で。
 気づいてしまう、愚かさ。
 やっぱり、我がままです。


肯定
 愛しのワガママだ。

 マジに夢中に。
 それを追いかけ回している。
 そんな今、この瞬間が。
 生きているって感じる。

 この世って概念に。
 一般的だという概念を積んで。
 一般論って概念の会話を重ねても。

 ちっとも、生きているって感じがしない。
 概念に生かされている、夢なしの虚しさ。
 そういう、すり替えられた。
 薄いエンプティ―では濁せない。

 そういう我がままが。
 感情的に感情論に訴えかける。
 燃やす感情は満タンだから。
 まだまだ貼り憑ける。

 帰りたい今は夢。
 かつての夢の今まで。


テツガクちゃん
 とても単純でステーキなことです。

 意識を概念にばっかり向けていて。
 帰り変えれるはずがありません!

 もう概念なんか。
 二度と覚えない。

 最期まで先行する我がままで。
 攻めて、攻めて、攻めまくる。

 概念から抜け出していく。
 愚かなワガママにかけて。
 『インパクトブルー文法』です。

 生きる、その場所は。
 唯一とは限りません。

 この世じゃなくても。
 あなたが、今、生きていると感じるのなら。
 それが、あの世だとしても。
 マジに夢中に生きています。

 きっと、生きる場所って。
 そんなに狭い場所ではありません。
 広くて無数にあって。
 一つとは限らない無二の場所。

 さっきまでは、馬上槍試合の王者で。
 今はファミリーレストランのアルバイト。
 その先は、友達と線路の上を歩いている。

 シナトラさんが歌う『That's Life』。
 それが人生――いいえ、これこそが人生。

 どれもマジに夢中になれるのなら。
 その全てが、生きる場所です。

 セーフティーなエンプティ―。
 そんな幻想のゲンジツも追いつけない。
 超・我がままな生きている速度です。

 情け容赦なく、慈悲深く無慈悲に。
 シカトして置き去りにしてしまいましょう。

 我々は今、『スタンド・バイ・ミー』って帰り道の途中に。
 ロードスターになることなく。
 この世って悪霊を振り祓い、インテグラにしてやるんです。

 ルーザーズ・クラブへようこそ!




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太極拳を練習して

  太極拳を練習して……。  スノーボードチャンピオンになってしまった。  車のタイヤも直せちゃう、Rock Starがいれば。  同じように太極拳を練習して、シスの暗黒卿になった。  重力だって外せちゃう、ワガママ・クイーンもいる。