2026年6月10日水曜日

無駄と豊かさ


 水が流れている、それは事実。
 事実を見て、人は判断する。
 水を無駄にしている、水源が豊富にある。
 同じ事実でも無駄と豊かさに別れていく。
 もしかしたら、本当は――。





テツガクちゃん
 目の前に流れている。

 それは事実です。
 その事実を見て、人は判断します。

 それは水を無駄にしている。
 それは水源が豊富にある。

 同じ事実。
 それが無駄と豊かさに別れていく。


肯定
 昔、僕には片方しか見えなかった。

 それは無駄にしている。

 そう誰かに教え説かれたから。
 そういう世界しか知らなかった。
 だけど、最近、反対側の世界が聴こえてきた。

 その足音は無限。


テツガクちゃん
 全く限りなく名前が流れてくる。

 1億の世界では知れる名前は限られていても。
 49億の世界から名前が流れてくる。
 いいえ、それ以上かもしれません。


肯定
 その豊かさの中で思い出したよ。

 誰かが無駄だと教え説く。
 その裏側に何があるのか。
 恐怖だ。

 無駄にしたくない。

 そういう恐怖よりも。
 豊かさを認めて許すのが恐怖。

 確かに、おっかないさ。
 太平洋の水が小さなコップ。
 その一点に注がれるのだから。

 その豊かさを知るのは――。
 だけど、知らずにはいられない。


テツガクちゃん
 宇宙も世界もどんどん膨張していく。
 昨日まで別々の国だったのが。
 あっという間に一つの国になった。

 そして、今、国境。
 それが薄くなり始めています。

 もしかしたら、それは。
 全く新しい何かが近づいているから? 
 あるいは、既に隣にいたから?

 時間には限りがあって。
 1分1秒無駄にできない。
 そう誰かに教え説かれてきたかもしれませんが――。

 本当は――自分の中にその全てがあったり?

 ずっと、水は外から流れている。
 そう思ってきたかもしれませんが。
 その始まりの一滴は――あなたの中にある豊かさ。

 無駄にならない時間を注ぎ続けたから。
 その恵みが本当になる。

 外に見える、自然の恵みは信じられても。
 その豊かさが自分の中にあるとは――?




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それでは、また次の機会にお会いしましょう。















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無駄と豊かさ

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