腕組みをしたゲシュタポ様は言う。
お前が選んだ事だろ! 自己責任、自業自得!
それは選択肢があるのに。
あえて、そう言う事を選んだわけだ。
それで――君は何を選んだのか、気づかないのか?
テツガクちゃん
階段か、エレベーターか。
選択肢があるのに。
なぜ、階段じゃダメだ?
選択肢。
それはあらゆる瞬間。
そこに潜んでいます。
この国、日沈む国の。
腕組みをしたゲシュタポ様が。
そう突き放す、その前にも――。
肯定
それはお前が選んだ事だろ!
自己責任、自業自得!
確かに選んだのかも。
嘆く誰かが新しい世界。
そこを開く扉を覚えている。
だけど、少しだけ――。
押す力が足りなかった。
隣で一緒に押せる。
そういう選択肢だってあったのに。
あえて、それを選んだわけだ。
テツガクちゃん
選んでしまったわけです。
そして、それが返ってくる。
なかなかどうして窮屈なエレベーター。
狭い狭い箱の中。
カミカゼ急降下墜落の器の小さなリトルボーイ。
本当は自分以外。
誰もいないかもしれない箱。
ですが、階段を。
隣で一緒に歩けば。
簡単に気づいたかもしれません。
肯定
エレベーターしかないと思ってた。
階段は疲れるから。
エレベーターがいいって。
そんな具合で。
あったはずの選択肢が消えて。
その事に気づかず。
ろくに考えもせずに言ってしまう。
そして、気がつけば。
その中に入ってしまう。
自分が言ってきた箱の中に。
腕組みをしながら。
ふんぞり返っていた、その呪いの中に。
もし、隣で一緒に歩けたら――。
新しい世界があったかもしれない。
自分達で閉じた報いだ。
甘んじる事なく報いを受け取れ。
哀れな悪魔、邪神天照よ。
君の事なかれ至上主義。
その無関心の先にあるのは――。
きっと、偉大なる卍ハーケンクロイツ帝国。
ハーメルンのエルム街、キャッスル・デリー。
そういうアウシュビッツ刑務所。
食べられる霞でつくられた蓬莱島。
在りもしない黒塗り欺瞞帝国。
そう証言する事を僕は選ぶよ。
今の僕には事実だから。
そう証言できるほど階段を上っている。
今は姿が見えないウサギと一緒に。
関連の話題
『ジャスミン姫は正しかった』
『くだらないよな』
『ハーメルンの笛が聴こえる』
『甘んじることなく?』
『集団でなくていい、複数系であれば』
『君が隣にいれば、そこがジワタネホ』
『誰かとの共通項は奇跡』
『無関心で夢関心へ』
『扉を開けたら』
『氷菓はあったぞ』
『悪魔は扇動者を嫌う』
『悪魔と契約したわけだな』
『いいところは違って、悪いところは同じ』
『見なくていい人を見てしまう』
『ビジネスマンにできたのだから』
『デッカード・ショウ文法』
『ブルータス・ハウエルの教え』
『B-29が悲劇を落としたと思ってた』
『バオバブが情熱のバラ』
『砂漠でアマゾンを探している』
『閉じて開く』
『誰も悪口なんて言っていない』
『電子の妖精と同じ』
『秘密は誰も信じないからこそ――』
『変えられるのは自分だけ……で、どっちだ?』
『シンデレラ・スピリット』
『コモドゥスほど慈悲深くない』
『オトナってピエロになれたんでしょ?』
『テツガクちゃんと肯定一覧』
それでは、また次の機会にお会いしましょう。

『ジャスミン姫は正しかった』
『くだらないよな』
『ハーメルンの笛が聴こえる』
『甘んじることなく?』
『集団でなくていい、複数系であれば』
『君が隣にいれば、そこがジワタネホ』
『誰かとの共通項は奇跡』
『無関心で夢関心へ』
『扉を開けたら』
『氷菓はあったぞ』
『悪魔は扇動者を嫌う』
『悪魔と契約したわけだな』
『いいところは違って、悪いところは同じ』
『見なくていい人を見てしまう』
『ビジネスマンにできたのだから』
『デッカード・ショウ文法』
『ブルータス・ハウエルの教え』
『B-29が悲劇を落としたと思ってた』
『バオバブが情熱のバラ』
『砂漠でアマゾンを探している』
『閉じて開く』
『誰も悪口なんて言っていない』
『電子の妖精と同じ』
『秘密は誰も信じないからこそ――』
『変えられるのは自分だけ……で、どっちだ?』
『シンデレラ・スピリット』
『コモドゥスほど慈悲深くない』
『オトナってピエロになれたんでしょ?』
『テツガクちゃんと肯定一覧』
それでは、また次の機会にお会いしましょう。

0 件のコメント:
コメントを投稿