2022年12月7日水曜日

自殺とは賢い名案ですね!


 自殺しようだなんて賢い名案。
 その裏側には、愚かな抜け穴だってあります。
 自殺したくなるカスなこの世に止めを刺すんです。
 我がままでいられる、帰るべき場所まで。
 愚かさを加速させるんです。
 全てを忘れ去るほどに。





テツガクちゃん
 自殺をしようだなんて。
 かなり賢い名案ですね。

 そんな抜け道があるなんて。
 気づきもしませんでした、私!


肯定
 今は愚かなFRだけど。
 昔は僕もよく考えた。
 そういう抜け道があるって。

 たぶん、それを選ぶことは。
 何も間違っていない。

 人にはなんでも選べる、ホンモノの自由がある。
 責任とか余計なものを背負う必要がない。
 ホンモノの自由が。

 だけど、最近気づいたんだ。
 自殺って選択肢は……。
 あまりにも賢過ぎるって。


テツガクちゃん
 賢過ぎますね。

 ハッキリと言います。
 確かにこの世って場所は。
 クソでカスでゴミで、うんざりする事しかない。
 そういう廃棄城です。

 ええ、何も間違っていません。
 何をどう見ても、視点を変えても。
 そういう場所です。

 自殺して逃げ離れたくなるのが。
 当たり前に然り、当然なまともな人の感情です。
 それをシカトし続けられたら泥人形です。
 『ピノキオの遊園地』から出荷された泥人形です。

 そうなる前に。
 『ベイビー!逃げるんだ。』って。
 歌いたくなるのが、我を持った人です。

 Hey! R'N'R ヒーロー!
 今、逃げるんです。

 死という幻想へ向かって。
 グリーンマイルを進む。
 その帰り道が人生じゃないですか?


肯定
 そう、今こそ逃げるんだ。
 もっと自由に限りなく。
 愚かに逃げよう。

 今、生きたくない。
 そう素直に正直に感じてしまう。
 この世界、この世でしか君は生きられない。

 だから、全てを受け入れるしかない。

 そう教え説かれた賢さへの反逆の声は。
 帰るべき場所、ジワタネホを知っている。

 本当はあるんだぜ。
 こんなカスなこの世とは。
 全く対照的なクズのあの世が。

 そんな、たからじまはないって。
 言われ続けた。
 教え説かれた教科書の地図には載っていない。
 そういうあの世はあるんだ。

 同じ今、この瞬間、その裏側に。
 『死という錯覚』を使わなくても。
 簡単に行ける、ワンダーランドのあの世が。


テツガクちゃん
 人の力は今まで教え説かれた。
 退屈で超・つまんないものじゃありません。

 そうです、『こんなもんじゃない』です。
 太宰治みたいな説教垂れる。
 カスのボニーとクライドじゃなくて。

 まだ誰も知らない、クズのボニーとクライドに。
 逢えるくらい、不可思議な力があります。

 いいですか?
 『変えられるのは他人だけ』です。
 賢い自殺をしたところで。
 やっぱり、変わらずに自分の朝に目覚めます。

 毎日それを繰り返すのもいいでしょう。
 ただ、思い出してくださいな。
 あなたには、世界を変える力があるんです。

 バズーカにミサイルなんか必要ありません。
 テレビのリモコンで、チャンネルを変えるように。
 見たかった世界を見れるんです。
 掟破りの現実逃避で、どんな世界もです。

 避難所に逃げ込むのも現実逃避。
 そこから逃げ離れるのも現実逃避。
 賢く諦めるのも、愚かに進むのも。
 同じ現実逃避です。

 ほらほら、今、この瞬間を覗いたように。
 赤毛のアンさんにドロシーさん。
 灰色ウサギと黒いカモ、裏表のないステキな絢辻さん。
 どこの誰だろうが会えるページ。
 それをめくる今があるじゃないですか?

 今、この世では生きられない。
 そう素直に正直に感じるのなら。
 その我がままを大切に。
 それは、自分が帰るべき世界を知っている。
 『北を指さない羅針盤』であり、『帰るための切符』です。

 必ず、感情の針は辿り着きたい。
 今はこの世ではない、あの世を知っています。
 そして、そこに辿り着いたと。
 気づいてしまった時、あの世がこの世にひっくり返ります。

 『月光』です。
 我がままと好奇心と想像力が。
 全てをひっくり返すんです。

 何度自殺しても、必ずひっくり返せます。
 自殺したいって感じるのは。
 罪でも悪いことでもありません。

 それに気づいたら。
 探しましょう、本当に生きたい今を。
 この世なんかシカトして。
 情け容赦なく、自分に慈悲深く、幻想に無慈悲に。
 徹底的に我がままにいられる今を。

 そういう信じられない今は。
 ちゃんとあります。
 なぜって、ココまでワガママに振り回す私が言うのですから。
 それなりの重さの説得力があるはずです。

 我がままであれない、カスな今に生きる必要はありません。
 我がままであり続ける、クズが生きられるワンダーランドの今へ。
 抜け出せそうな愚かさの速度で、これからも私は相方を振り回し続けます。

 もし、あなたの好奇心が。
 私達が掘った抜け穴に気づいてしまったら。
 是非、『DIVE IN!』してみてくださいな。
 きっと、超・ワガママな私がそこにいるはずです。

 ああ、自分も我がままに生きていいと。
 思い出せるくらいにワガママな私が。




それでは、また次の機会にお会いしましょう。









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無関心は希望

 好きの反対は無関心。  そんなたわ言、誰が言ったのか知らないが。   今の私からすれば無関心は希望。  今まで気づけなかった、その未知は。  愛しの故郷、待ちきれない今は夢の今。