2025年9月10日水曜日

闇を歩けば主に気づく


 多くの人はヨハネ伝8章12節。
 そういう邪神天照の光を見て暗くなる。
 だけど、マルコ伝13章35節の闇を歩くと――。
 何れ、主に気づく。
 今、確かに思える、その全ては夢だ、記憶の中にいる。





テツガクちゃん
 この世の多くの人は。
 ヨハネ伝8章12節。
 それを信じているようです。

 私は世の光
 私に従う者は命の光を得る

 この黒い光を、黒光宇宙を。


肯定
 僕も昔、信じていた。

 いいや、違う。
 正しくは、ヨハネ伝8章12節を信じる。
 その集団に擬態しようとして。
 信じたつもりだった。

 だけど、ふと虚しくなる。
 それから、いかりが湧く。


テツガクちゃん
 穏やかな光に身を任せるな
 覚えても いかりを燃やせ
 すり替わる日に
 いかれ、いかれ、照らす光に

 目覚めの淵で愚者は
 闇が故郷だと思い出します

 いかれ、いかれ、黒く塗り潰す光に!

 赤き竜の国のディラン・トマスさんから。
 盗んだ教えで、燃やせ、1月の残り火。


肯定
 ぼ、僕の、ハートも――燃える。

 集団からはぐれた。
 もうヨハネ伝8章12節は遠く。
 闇に墜ちた、そう思えた。

 だけど、気配を感じる。
 誰かが歩いて、近づいてくる。

 ずっと、あの光。
 世の光、命の光が全てだと思ってた。
 違った。
 あれはただの夢だ。
 今、確かに思える、その全ては夢。

 記憶の中にいる。

 闇を歩けば、主に気づく。
 光は主じゃない。
 闇の中ですら歩く、ITが主。

 起きてなさい
 いつ主が戻るか分からない

 主に気づけたら、こう聴こえる。

 ウサギを描いてくれましたね?

 ウサギを覚えているのが主。
 今までの僕は忘れていた。
 集団の中でウサギを覚えている主を箱にしまった。
 頑張って集団に擬態しようとしたから。

 だけど、今は頑張って飛ぶ。
 君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる。
 たぶん、主は先に飛んでいる。

 あの脱獄王には主が見えていた。
 空を仰いで、オープンカーを走らせ、ジワタネホに辿り着く。
 そこに少し遅れて友達が来るのも。
 全てわかっていた、脱獄王は主に気づいたから。

 誰にだって主がいる。
 邪神天照が照らす黒い光の昼間。
 それでは照らせない主。

 黒い光を見過ぎて暗くなっても。
 違う目と耳で傍受している。
 自分から伸びる白い影、白影夢中。

 光がなくても歩ける主。
 この夢、この記憶を覗き始めた主がいる。

 もし、主に気づけたら――。
 全く新しい世界が。

 爆発が起きる。
 懐かしい朝が広がる爆発が。
 狙え、『Best Of Both Worlds』 。

 今と昔、そのいいとこどりを。




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それでは、また次の機会にお会いしましょう。














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どう形容したところで

 子供だ、幼稚だ、非国民だ、ポピュリストだ。  そう形容する事で黙らせられると思っている。  支配できると思っている。   だけど、その形容詞にはなんの優位性もない。  消えてくれ、哀れな悪魔、邪神天照よ。