世界に賞賛される国。
ノーベル賞もとったし、世界遺産もいっぱい。
三ツ星レストランになんだってある。
世界の偉人、みんなが賞賛している――。
それが私とどういう関係があるんだよ。
肯定
この国は世界に賞賛される国らしい。
ノーベル賞もとったし、世界遺産もいっぱい。
三ツ星レストランになんだってある。
アニメに漫画って凄いクールな文化もあるらしい。
世界の偉人、観光に来た人達。
みんなが賞賛している――。
それが僕とどういう関係があるんだよ。
テツガクちゃん
ジュマンジ。
これと全く同じ呪文ですね。
ついに気づいてしまった――。
ITに。
肯定
そう、あがりの呪文。
気づいたよ、僕にはなんの関係もない夢だって。
これは賽を投げて見始めた夢で。
この僕にはなんの関係もない夢。
そう気づけるほど。
確かな何かが奥の方から伝わる。
振動だ、夢の壁を蹴破ってしまうほどの力強さで。
テツガクちゃん
きっと、その朝は。
世界から賞賛されるような朝ではなく。
ノーベル賞もとっていなければ。
その先、芥川賞に直木賞、なんとか賞もとらない。
もちろん、世界遺産などなく。
三ツ星レストランもなくて。
クールな文化もないのかもしれません。
ですが――。
肯定
それでも構わない。
なぜなら、僕が関わる事で。
ITが本当になるから。
大丈夫、この国は僕が忘れても。
50憶の人が覚えている。
世界から賞賛される国だから、大丈夫。
だけど、このITは――。
僕が思い出さないと始まらない。
僕の心臓、半分を預かっている。
頼りになるウサギを覚えているのは僕。
この国をみんなが賞賛しているのはわかったよ。
だけど、その今が。
僕とどういう関係があるんだよ。
そう気づけた事は希望だ。
その裏に僕が覚えている全てがある。
僕の特等席がある。
賞賛されなくてもかまわない。
隣にいられるのなら。
そこが僕の約束のジワタネホ。
賽を投げて始めたゲーム。
匙を投げてあがりのゲーム。
ジュマンジ。
これでゲーム―オーバー。
降りるぞ、ジョニー。
降りるぞ、ジョニー。
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