2025年12月8日月曜日

End of the World


 今日、目を覚まして間違いに気づいた。
 もしイエスタデイが確実にこないなら。
 どうやってITを抱きしめるの。
 世界の終わりだってふりをしよう。
 End of the World。
 空が崩れ落ちてくる、まるで彗星のように。





テツガクちゃん
 空が崩れ落ちてくる、まるで彗星のように。

 そう現代に生きるシンデレラさん。
 アメリカのトップシークレットが。
 歌ってくださる、『End of the World』と。


肯定
 Let's pretend.
 ふりをしよう。

 世界の終わりなんか
 じゃないってふりをしよう

 紅茶を飲み干して。
 パンを焼きながら待ち焦がれている。
 目覚める時を待ち焦がれている。

 世界の終わり。
 ITが覚えていた。


テツガクちゃん
 ベイビー、あなたは未来は既に
 決まっていると思っているよね
 (半分は正しいのですが)

 もし明日が確実にこないなら
 どうやって私を抱きしめるの

 もし明日が確実にくるなら
 どうやって私を抱きしめるの

 もし今日が昨日と明日。
 その全てに繋がっているとしたら――。
 今日が今日じゃない。
 そういうふりをしましょう。

 今までとは同じじゃない。
 今までとは全く違う。
 まさに『End of the World』だと。


肯定
 空が崩れ落ちてくる、まるで彗星のように。
 7月4日の彗星のように空が崩れ落ちてきた。

 だけど、それでも構わない。
 山が砕けて、海に流れてしまっても。

 今はこの呪文がある。
 ステェン・バイ・ミー。
 超・高難易度呪文を唱えたい相手。
 その記憶がある。

 もしイエスタデイが確実にこないなら。
 どうやってITを抱きしめるの。
 ふりをしよう、最初の一歩目を踏み出そう。

 空が崩れ落ちてくる、まるで彗星のように。
 世界三大ウサギの一羽。
 竹取の愚かなFRウサギの重さで――。

 向こう側へ行こう、遅れても関係ない。
 かつて夢の中で描いたように。
 今を塗り潰そう。

 昔は恐れてしなかった事。
 今、ITをしている。
 これまでの自分を忘れて。
 思い出せなかった自分を覚えている。

 そういうウサギが。
 ヒントを残してくれている。
 昔、始めたふりが1000歩も過ぎると――。




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それでは、また次の機会にお会いしましょう。












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ありがとう、2025

 氷菓を喰らった私は名前を見つけた。  シンデレラにジョー・ボーナム。  ホラーの帝王に歌う不死蝶さん。   それから……二足のぶっとい大蛇が――這う。  ありがとう、2025。毒蛇、蛇狩りのシーズン。