2025年6月25日水曜日

星の王子さまですら、忘れるんだ


 あの星の王子さま。
 バラのもとへ帰ったはずの。
 リトルプリンスですら忘れかける。
 いったい、自分が誰なのか、を。
 だけど、ちゃんと思い出せる――。


2025年6月24日火曜日

シンデレラ・スピリット


 あらゆるヒーローの中で。
 最も強い魂を持っていたヒーロー、シンデレラ。
 彼女は徹底的に無関心を貫いた。
 そして、夢関心に全てを注ぎ込んだ。
 誰にだってできる簡単な事、だから難しい。


2025年6月23日月曜日

コモドゥスほど慈悲深くない


 『グラディエーター』って映画に生きた。
 ルキウス・アウレリウス・コモドゥスほど。
 私は慈悲深くないし、努力家でもない。
 ああ、愛しのルキウスさん。
 なぜだ、なぜ、そこまで頑張った?


2025年6月18日水曜日

オトナってピエロになれたんでしょ?


 人は不思議な怪物になりたがる。
 多くの人はオトナってピエロになる。
 ITは18歳、20歳になれば誰だってなれるらしい。
 だったら30歳を過ぎたら――好きなお面をつけよう。
 そうやって、ココに来たのかも。


2025年6月17日火曜日

Once Upon a Dreamだったな


 君を知っている。
 いつか夢の中で君に振り回された。
 君の隣にいた時の輝きを覚えている。
 いつかの夢の中で見たように。
 今夜、幽霊のように消えて、再び浮かぶ。


2025年6月11日水曜日

出る杭は打たれるというけど……


 出る杭は打たれるって聞く。
 されど、出過ぎた杭は気づかれない。
 壁か空に同化しているから。
 そう気づけたら――自分に打たれた杭に気づいた。
 吸血鬼の愚者を狭い箱に打ちつけたのは邪神天照。


2025年6月10日火曜日

ジャスミン姫は正しかった


 法律が間違っている。
 そう気づけたジャスミン姫。
 彼女は正しかった。
 だから、新しい世界がやってきた。
 外側じゃなくて内面を見抜いたから。
 二人でホール・ニュー・ワールド。


2025年6月9日月曜日

夢の宣伝を信じたさ


 夢の宣伝、宣伝文句を信じたさ。
 あれだ、”夢を掴め”って。
 でも鎌倉で仕えてた、昭和でも仕えてた。
 日出ずる世界でリンゴがつくられた時も。
 愚者、ブラックで。愚者、粉ミルクは?
 ……そろそろ頃合いだろう。


2025年6月4日水曜日

太陽が輝いて見えるのは、星を所有しているから


 偉い人は言う。
 太陽が宇宙を照らしている。
 黒い隙間を残しながら、都合よく星々だけを照らしている。
 だけど、愚者の私は違うって気づいている。
 太陽が輝いて見えるのは、星を所有しているから。


2025年6月3日火曜日

くだらないよな


 死んだ魚の目で大人が言う、くだらないって。
 それに顔を真っ赤にした人が返す。
 くだらなくない! くだらないのはお前!
 お決まりのパターン、今なら違うって言える。
 くだらないよな、だから――。


2025年5月28日水曜日

ビジネスマンにできたのだから


 日沈む国のビジネスマンは言う。
 大切でないものが大切になった。
 そうやって、この黒塗り欺瞞帝国はつくられた。
 当然、自分にだってITができる。
 大切だと教え説かれた事が、ただのピエロだった、と。


2025年5月27日火曜日

デッカード・ショウ文法


 よく言うよな。
 前者になりたければ、後者になれ、と。
 意味がわからなかったが、今になってわかったよ。
 カモがゲームを支配している。
 冴える、デッカード・ショウ文法。


2025年5月26日月曜日

名作は友達


 名作は友達。
 それがすぐれていようが、有名だろうが。
 自分にとっての友達だと思えなければ。
 ただのピエロに過ぎない。
 だけど、ピエロが友達に思えたら――ITが名作。


2025年5月21日水曜日

ブルータス・ハウエルの教え


 無実の罪で死刑になる男が言った。
 蜂のように突き刺さる憎しみを感じる、と。
 正直な男に素直な友達は返した。
 俺達を感じろ、お前を憎んでいないよ。
 感じるだろ?
 素直な男、ブルータス・ハウエルの教え。


2025年5月20日火曜日

たった1枚の絵が……


 その家族は『ザ・ニューヨーカー』って雑誌に住んでいて。
 たった1枚、1コマに生きていた。
 それがいつの間にか。
 愉快なフィンガースナップと共に1枚の画面にやってきた。
 1937年から飛んできた、アダムス・ファミリー。


2025年5月19日月曜日

ITは影のように過る


 めくらでもつんぼでも。
 ITは白い影のように過る。
 黒い光では照らせないIT。
 星がきれいなのは…。
 花がかくれてるからだ。


2025年5月14日水曜日

イエスタデイの中にいる


 みんな、今に生きている。
 そう誰かに教え説かれ。
 明日を信じ始める――。
 だけど、本当はイエスタデイの中にいる。
 確かに思える全ては昨日。


2025年5月13日火曜日

バオバブが情熱のバラ


 ビジネスマンは教え説く。
 バオバブは悪の象徴だと。
 星を壊してしまうから。
 だけど、気づいた、バオバブは情熱のバラで。
 誰もが金網の中でITを育ててる、英雄にあこがれて。


2025年5月7日水曜日

サー・ジャック・マリックは覚えていた


 彼はイエスタデイを覚えていた。
 だから、サー・ジャック・マリックになれた。
 案外、誰もがそうなのかも。
 どこか違う今でつくられた、ITの記憶。
 ITを覚えていたから、ITを表せた。


2025年5月6日火曜日

小麦畑


 風に揺れる金色の道は故郷へ続く。
 その道はやわな稲穂ロードとは違い。
 踏まれても踏まれても、真っすぐな小麦ロード。
 マキシマス、君は復讐だと言ったが、違うって知ってる。
 君は真っすぐ帰り道を進んだ、二つの夢を叶えてから。


2025年5月5日月曜日

B-29が悲劇を落としたと思ってた


 まだ何も考えていない頃。
 B-29が悲劇を落としたと思ってた。
 違った。
 それを落とされても、まだ自業自得だとのたまう邪神天照。
 その醜態が許せないほどに悲しかった。


2025年4月30日水曜日

君は正しいよ


 そう素直に思って、そう正直に明かす。
 すると白衣を着た集団がこう返す。
 それは君の記憶違いで、思い込み、決めつけだと。
 そうやってすり替えようとするけど――。
 君は覚えている、君は正しいよ。


2025年4月29日火曜日

毎日が奇跡だから信じられない


 毎日が奇跡なのよ。
 それに鍵穴を探す少年は答えた、奇跡なんか信じない、と。
 鍵が合う鍵穴を見つけられたら、それは奇跡でしょ?
 その答えに少年は黙るしかなかった。
 毎日が奇跡だから気づけなかっただけで。


2025年4月23日水曜日

羊を描いてくれない?


 ITは突然やってきて。
 こう言う、「羊を描いてくれない?」と。
 多くの人は描かない。
 そして、そのまま忘れてしまう。
 だから、起きてなさい、いつ主が戻るか分からない。


2025年4月22日火曜日

デビルとドクロ、どっちが表で裏だ?


 自分には良識と常識があるから、簡単に表裏がわかる。
 桐が表で、竹と橘に500が裏だって。
 じゃあ、デビルとドクロ、どっちが表で裏だ?
 愚者の私はこう答える。
 裏表のない素敵なコインだと。


2025年4月16日水曜日

君には見えて、君には見えなかった


 スウィーニー・トッドには見えなかったけど。
 彼女には見えていた、最初から。
 そう、ベンジャミン・バーカーは気づく。
 彼女が差し出した復讐の味で。
 その味で、世界が歪むのならば……。


2025年4月15日火曜日

ロコモーションは進むよ、どこまでも


 ITは目には見えない。
 楽し気なメロディーで加速していく。
 英語がわからなくても、どれだけ過ぎ去っても。
 まだまだ走り続ける、頭文字Kのロコモーション。
 どんな事も忘れてしまうほど加速していく。


2025年4月9日水曜日

砂漠でアマゾンを探している


 多くの人は砂漠でオアシスを探している。
 平和ってオアシスを信じて、求めて彷徨う。
 隣にアマゾンがあっても、砂漠の中で探す。
 今、本当に欲しいもの、ITを忘れかけながら。
 砂漠のオアシスなのか、豊かな水源があるアマゾンなのか。


2025年4月8日火曜日

人は人を信じる人の心に生きている


 人はこんな世界に生きていない。
 もちろん、今って特異点にも生きていない。
 人は人を信じる人の心に生きている。
 だから、私の住人名簿には。
 ニセモノがいなくて、ホンモノだけが並ぶ。


2025年4月7日月曜日

閉じて開く


 閉じて開く。
 心を閉ざしたんじゃない。
 心が開いたんだ。
 ただ、その先がこの世界ではなかっただけ。
 自業自得よ、世界が人にした事が世界に返ってくる。


2025年4月2日水曜日

スプーンなんてなく、大きな魚もいない


 生まれてすぐITを教え説かれる。
 そして、ITを信じる集団に放り込まれ。
 スプーンと大きな魚を信じ始める。
 だけど、ある日、ふと思い出す。
 スプーンなんてなく、大きな魚もいない。


2025年4月1日火曜日

イエスタデイ、君を信じるよ


 全ての悩みが消えていくような。
 そういう昨日があったけど。
 今は悩みに留まっている。
 あれは幻だったのか、そう思える。
 だけど、イエスタデイ、君を信じるよ。


2025年3月31日月曜日

ドラえもん、やっとわかったよ


 私がお世話になったのは。
 説教臭いドラえもん。
 道具に頼るな!
 それが彼の代名詞。
 今さら、やっと、その理由がわかったよ。


2025年3月26日水曜日

星の王子さまは本当にいたんだ……


 星の王子さまは約束を果たした。
 そして、彼まで約束を果たした。
 彼らがいる世界に気づいてしまった、私達には。
 こう言うしかできない。
 星の王子さまは本当にいたんだ……。


2025年3月25日火曜日

昨日は突然やってくる


 昨日は突然、やってくる。
 アールグレイが飲みたいと思った、いつかの今。
 それが昨日すら過ぎ去った頃。
 アールグレイが来た、イエスタデイが来た。
 今は昔で、昔が今――これこそ偉大なるダントンさん直伝の......。


2025年3月24日月曜日

爆発が起きた


 小学校に入学した時、爆発が起きた。
 中学校に入学した時、爆発が起きた。
 高校に進学した時……爆発は起きなかった。
 それから、しばらく爆発は起きていない。
 だけど、今一度、爆発が――。


2025年3月19日水曜日

ハンナ・モンタナを信じるよ


 独りじゃない、って誰もが言ってくれる。
 だけど、独り迷い始める。
 すると、こう聴こえる。
 You'll always find your way back home.
 ハンナ・モンタナ、君を信じるよ。
 現代に生きるシンデレラを。


2025年3月18日火曜日

夜に希望は見える


 サンタクロースが来るのは夜。
 ピーターパンが来たのも夜。
 女の子が飛行機を飛ばしたのも夜。
 ブラック・パール号が現れたのも夜。
 夜に希望は見える、邪神天照が眠った夜に。


2025年3月12日水曜日

人には未知が必要だ


 日沈む国にいる愚者にとって。
 日出ずる世界にあるらしい。
 USAの国とか紅茶キングダムは未知。
 だから、眩しく見える。
 人には未知が必要だ。


2025年3月11日火曜日

ハーメルンの笛が聴こえる


 嫌なら出て行け、と高らかに謳う。
 我がもの顔の一億総、独裁者共は気づかない。
 緩やかに、柔らかに、確実に鳴るハーメルンの笛。
 世界の終わりが1人、また1人と笛に続く。
 忘れ去られ滅びゆく、エルム街はこの世って悪夢。


2025年3月10日月曜日

記憶の海に墜ちて沈んでいる


 脱獄王は望んだ。
 記憶のない海に面した故郷に住む事を。
 それで記憶が過った。
 記憶の海に飛び込み、墜ちて沈んでいる。
 それが今の私だと。


2025年3月5日水曜日

星の王子さまだったんだ


 遠い昔、見た夢。
 何かの映画にも似ていた夢。
 館に住む幽霊、悪霊を忘れない。
 そう誓って覚めた夢。
 あれは……星の王子さまだったんだ。


2025年3月4日火曜日

テディ・ドチャンプ軍曹、君は天才だよ


 マイティはマンガだろ。
 スーパーマンは本物だ。
 本物に勝ってこない。
 テディ・ドチャンプ軍曹、君は天才だよ。
 それから、バーン・テシオ、君が正しかった。


2025年3月3日月曜日

嫌だから出て行くのさ


 嫌なら出てけ、だなんて。
 誰かに言われなくても出て行くさ。
 それで人が減りつつあるわけだが。
 そのしかめ面はなんだ?
 お前の望み通りだろう? 邪神天照よ。
 お前が大嫌いだから来ないのさ。
 大人しく消えてくれ。大人げないぞ。潔く腹を切れ。


2025年2月26日水曜日

大きな魚はいなかった


 そこには大きな魚がいる。
 そう思って信じてきた。
 人と人を繋ぐ世界って概念が。
 だけど、違った。
 ただ、それぞれの認識を持った人がいるだけだった。


2025年2月25日火曜日

浮かぶ時間だ


 『EYES OF SKY』か『A Whole New World』。
 それを聴く時だけ消える、目の前の記憶が消える。
 そして、浮いていく、浮上する感覚が伝わる。
 柔らかく温かいが誰かがこう伝える。
 「浮かぶ時間です」と。


2025年2月19日水曜日

死体と同時に死人ではない


 デッドマン・ウォーキング!
 死人が、死人が歩いていく!
 そう仰ったパーシーさんは正しかった。
 確かにこの国では腐乱死体が歩いている。
 死体と同時に死人ではない――という事は?


2025年2月18日火曜日

全ては水のように


 この世界は幻でつくられていて。
 その幻は水のように巡る。
 人の期待が気体として漂い。
 見えない液体が流れて来る。
 そして、それが固体になった時、人はITを認識する。


2025年2月12日水曜日

透明なコートを忘れる


 人はいろいろ身に着けている。
 謎のマスク、覚えのない傷、ガラスの靴、魔法の帽子。
 それから――透明なコート。
 脱獄王、アンディ・デュフレーンさんも着ていたコート。
 それを自分も着ている事を忘れる――。


2025年2月11日火曜日

人の愚かさは魔法の帽子だ


 人の愚かさは魔法の帽子だ。
 電子の妖精だって、嘆きの天使だって。
 迷える恋ヶ窪さんも出てくる。
 スモークマシンもバブルマシンも。
 タイムマシンに全自動にんでぃん皮むき器。
 なんだった出てくる。


2025年2月10日月曜日

人は未来から過去に座礁した


 人は未来から過去に座礁した。
 確かに思える過去って座礁地帯には。
 様々な落し物があって、当然、持ち主もいる。
 どんなに信じ難いバカげた落とし物にも主がいる。
 サー・ジャック・マリックはシンデレラを見つけた。


2025年2月5日水曜日

歌に力があるわけじゃない


 魔法の呪文にたいした力がないように。
 歌に特別な力がある訳ではない。
 想いを込めて歌う人に力がある。
 英語が全くわからない私に誰が『Rock Star』か。
 伝えた、ハンナ・モンタナに力があった。


2025年2月4日火曜日

逆上がりもダメ、テストもダメ


 逆上がりできない。
 0点チャンピオンでもない。
 だけど、100点も取れない。
 もちろん、女の子にももてない。
 それで――どうして今にいるんだ?


2025年2月3日月曜日

それは嫉妬ではない


 この世、この国で語られる嫉妬。
 その多くは嫉妬とは程遠い欺瞞に過ぎない。
 おそらく、嫉妬対象だと思っていた名が消えたら。
 それは消えてしまうのだろう。
 もし、そうだとしたら、それはいかりだ。


2025年1月29日水曜日

ガラスの靴で狙え、Best Of Both Worlds


 魔法に呪いが解けても。
 消えなかったガラスの靴。
 ITを履いたら二つの世界のいいとこどり。
 今と昔を混ぜた夢に生きる、『Best Of Both Worlds』。
 現代のシンデレラの名は――。


2025年1月28日火曜日

具体的に滑り沈む


 人生は登山らしい。
 過去は具体的で未来は抽象的。
 もし、前へ進みたいのなら。
 抽象的であるしかない。
 だけど、この日沈む国は具体的に滑り沈む。


2025年1月27日月曜日

存在と同時に存在しない


 存在と同時に存在しない。
 私にだけ教えてくれた。
 キャプテン・ジャック・スパロウの言葉。
 それを人に伝えたら、顔を真っ赤に反論されたけど。
 その記憶すら存在と同時に存在しない。


2025年1月22日水曜日

ただのピエロだ


 誰もが覚えていて、本当は知っている。
 その事実、全能な破壊力は全てを暴く。
 マイク・ハンロン直伝の呪文。
 ただのピエロだ。
 そう、ITに向かって唱えるとITは真の姿を現す。


2025年1月21日火曜日

オスカー・シェル理論


 今、生きてる人は。
 人類史上の全死者数より多い。
 だなんて言って、物語を始めた。
 小さな巨人、オスカー・シェル氏は。
 とんでもなく先を知っていた。


2025年1月20日月曜日

責任を背負う男、クリス・チェンバーズ


 責任ある行動。
 それは権威ある人が語った事や。
 ドラマにアニメ、物語で表現される。
 失った損失を賠償したり補填する。
 そういう事じゃない、全然違う。


2025年1月15日水曜日

ガラスの靴は記憶の象徴


 なぜ、ガラスの靴は消えなかったのか?
 それは、ガラスの靴が記憶の象徴だから。
 記憶ってガラスの靴さえあれば。
 いつだって抜け出せる、今は昔、と。
 そうやって、二つの世界のいいとこどり。


2025年1月14日火曜日

信じてほしい、だなんて言わない


 私を信じて、信じてほしい、だなんて言わない。
 別に信じてほしくもないから。
 代わりに一緒に信じるよ、ITを。
 世界って欺瞞は信じないけど、人が信じるITを信じるよ。
 一緒に全てが報われる今へ。


2025年1月13日月曜日

今なら迷わず、B-29に乗れる


 自己責任、自業自得、因果応報。
 この最強の免罪符を唱えたら。
 なんでも許される他責思考が邪神天照理論らしい。
 今なら迷わず、B-29に乗れる。
 ファットアス、リトル・ボーイで脱獄だ。


2025年1月8日水曜日

よろしく、2025


 蛇狩りのシーズン開幕。
 ダンボールに隠れていても見つけ出す。
 約束を果たしてもらうよ、毒蛇。
 今こそ君の牙が必要だ。
 帰るための切符、その切り札がスネーク。
 だから、よろしく、2025。


星の王子さまですら、忘れるんだ

 あの星の王子さま。  バラのもとへ帰ったはずの。  リトルプリンスですら忘れかける。   いったい、自分が誰なのか、を。  だけど、ちゃんと思い出せる――。